寧日雑考 第73号 嗚呼還暦 2021.12.24
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私事だが、来年令和4年(2022年)の寅年、私は還暦になる。
自分もいよいよ60歳かと感慨深い。
主観的には20歳になったとき以来の加齢を感じる。

幸いにして、家内安全・健康快適・美酒佳肴を満喫しており、
不満はない。
45歳の時「雑考400 第359号 快適中年生活」に
書いた毎日が、15年後の今も続いている。
心から有り難いと思う。

ただ来年は定年退職・再雇用となるのに、まだ少なからぬ
住宅ローンが残っており、多少の不安はある。

尤も「第39号 定年75歳」に書いたとおり、少なくとも
75歳までは現役を続けるつもりなので、借金返済は
何とかなると楽観している。

むしろ「第50号 借金も正の財産」に書いたように、
借金は、やる気・意欲・モチベーションの維持に
役立っているかもしれない。

2020年4月に始まった武漢発新型コロナ禍のため、
35年のサラリーマン人生で初めて連続90日間の
完全在宅勤務を経験した。

在宅勤務が始まった当初、会社は大丈夫か?
日本は、どうなってしまうのだろう?と不安を感じた。

今も、出社より在宅勤務が多い毎日が続いているが、
幸いにして会社の業績は良い。

また昨日の報道によれば、来年2022年度の
日本国のGDP予想は556兆円で、過去最高に
なる見込みだという。

定年間近で、想像も出来なかった事態に直面し、
結果として、さほど悪くない状況に居られることに
感謝している。つくづく運が良いと思う。

アフターコロナ、カーボンゼロ、サステナブル、
SDGs、DXなどなど最近は横文字を
見聞する機会が特に多いと感じる。

時代の変遷の真っ只中で還暦を迎えるが、
焦らず、慌てず、流されず、新進気鋭の精神を
持ち続けて、愉快に過ごして行こう。

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com   http://zak400.zatunen.com/
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( 「寧日雑考」は、自由・不定・記録 を方針とした考察です)
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