寧日雑考 第132号  20代=1% 2026.09.27
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2026/9/8公開の「東洋経済オンライン」で、驚きの記事を見つけた。

次の数字は、何を表しているだろうか。
 20代: 1%、30代: 2%、40代: 5%、50代:11%
 60代:22%、70代:33%、80代:24%

答えは、新聞の購読者割合、だ。
因みに、記事の表題は

 【独自】有力新聞内部資料に戦慄の数字
  「20代読者は1%、30代は2%」…79%が60歳以上という
  オールドメディアの末路

である。

日本新聞協会によれば、新聞の発行部数は2025年10月で
2487万部で、1997年のピーク5377万部から半分以下に激減、
新聞社全体の売上高もピークの2005年度 2兆4188億円から、
2024年度は 1兆3109億円に20年でほぼ半減していると言う。

新聞・テレビの大手マスコミは、オールドメディアと呼ばれている。
私もオールドメディアの偏向報道に辟易している一人だ。

それにしても新聞購読者が、20代1%、30代2%、40代5%、
というのは、余りに少なすぎないか、と思う。

40代と言えば会社員なら経験を積み、体力もあって
一番活躍する年代だろう。それがたった5%しか新聞を
講読していないというのは信じがたい。

しかし新聞購読者のほぼ8割が60歳以上なので、
40代5%は事実なのだろう。

世の中で起きている国際・政治・経済などのニュースに
興味関心がなく、ニュースサイトやSNSで自分の趣味にあった
情報だけを入手しているということか。

尤も、ヒトの興味はそれぞれだ。

私は政治・経済・国際情勢に関心があり、重要だと思っている。
物価や安全に深く関連し、自分の生活にも直接影響があるからだ。
しかし、プロスポーツやオリンピックも含めてスポーツ全般には
全く興味が無い。

これと同じで、政治・経済・国際情勢に無関心な人間もいるだろう。
むしろ、大多数かも知れない。

私は日経新聞の購読を止めたが(第123号 おさらば日経新聞)
日経新聞のホームページでニュース速報は見ている。

40代の会社員にしても、皆が一般紙を読んでいなければ、
新聞記事を話題にする必要はない。
業界の話は、会社が講読している専門誌を見れば良い。
政治の話は禁物だろうし、話題性のあるニュースは無料の速報を
見ておけば、それで十分なのかも知れない。

いずれにしろ、20代から40代の読者が8%の状況では、
今の形の新聞は消滅するだろう。
もしくは購読料を大幅に値上げして、その料金を払える読者だけを
相手にした専門誌的な媒体に変わってゆくのだろうか。

「第28号 「輿論」考」で、日経新聞を読み始めた経緯を書いた。
今から41年前は、新聞社を筆頭とするオールドメディアは、
前途洋々で、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

そう言えば夕刊フジは2025年1月で廃刊になった。
安価な料金で、面白い連載記事があり長年購読していた。
廃刊は残念だった。

時代は変わると、つくづく思う。

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com   http://zak400.zatunen.com/
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( 「寧日雑考」は、自由・不定・記録 を方針とした考察です)
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