雑考400 第379号 スポッター2 2012.06.02
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2005/12/31に配信した第352号 スポッター1の続きを6年半ぶりに配信する。原稿は
2008/9/12に書いたものである。
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大阪に単身赴任生活となって丸三年が経過した。光陰矢の如しである。当初は苦痛だった
新幹線での自宅との往復も、旅客機を使うようになってからは楽しい小旅行に変わった。
田舎育ちの私が初めて実物の飛行機を間近に見たのは中学生の時で第一印象は「飛行機の
垂直尾翼はなんて大きいんだ!この巨大な金属がなぜ空中に浮かぶんだ?」だった。爾来
大型旅客機に興味を持ち折に触れ書籍等を見るようになった。「ジャンボジェットはどう
飛ぶか」「飛行機はなぜ落ちるか―設計者からみた航空システムの安全性」「ボーイング
747を創った男たち―ワイドボディの奇跡」「ジャンボ・ジェットを操縦する―B747‐400
の離陸から着陸まで」「機長のかばん―キャプテン・イシザキのワン・フライト講座」
「機長の700万マイル 翼は語る」「すっぴんスチュワーデス 教えてあげる!―これで
あなたは「フライトの達人」」など一般向けの書籍を読み、大型旅客機への憧憬が一層深
まった。書籍で得た知識、例えば、機長は飛ぶ前に外に降りて自分の目で機体の状況を確
認する、ジャンボジェット胴体の最薄部は3mmで与圧すると約1cmも膨らむ、搭乗口が閉め
られ「客室乗務員はドアのロックを相互に確認して下さい」の放送があったら空いている
席に自由に移れる、離陸地点へ向かうタキシング中にスポイラーや方向舵をパタパタ動か
す、大型旅客機は15秒足らずでゼロから離陸速度の約275km/hに達する、新型ジャンボの
B747-400は離陸時の重量が最大で400トン近くになる、飛行機には個別の登録番号があり
日本の場合はJA8945やJA751JなどJA+4桁の数字アルファベットで構成されている、等々
を飛行機に乗る度に確認しては、一人で悦に入っている。つづく
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※今回は400字をオーバーしましたが、了承願います。
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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com http://www.geocities.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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