雑考400 第373号 フォルクローレ 2010.05.30
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私事だが最近"フォルクローレ"に魅了されている。1年程前、長男が大学に進学した際に
「民族音楽愛好会に入ったので演奏会に来て欲しい」と言われて聞いたのが切っ掛けだ。
"フォルクローレ"は、アコースティックな管楽器、弦楽器、打楽器等によって演奏される
アンデス諸国の民族音楽で"コンドルは飛んでいく"は世に聞こえた名曲だろう。"花祭り"
等の歌付もあり、全般的に素朴で芯のあるリズムが印象的だ。当初は曲の違いが分からず
皆同じに聞こえるが、聞き込む程に味わい深く心に染み入る、癒しと情熱の音楽である。

以下 http://www.worldfolksong.com/latin/folklore/index.html から引用する

──→
「フォルクローレ(folklore)」 は、ラテンアメリカ諸国の民族音楽、または民族音楽を
ベースとしたポピュラーソング。
 アンデス、アルゼンチン、パラグアイ、チリなどのラテンアメリカ各地に、それぞれ
独自性に富んだフォルクローレ音楽が存在する。
 先住民系とスペイン系の音楽的特徴がミックスされ、地域によってはそこに黒人の音楽
的特徴も加わっていることがある。
<アンデスのフォルクローレ>
 ボリビア・ペルー・エクアドルなどアンデス諸国は、先住民の人口が多く、音楽にも
先住民の要素が強く残っている。
 演奏に用いられる楽器は、チャランゴ、マンドリン、ギター、バイオリン、アルパ
(ハープの一種)など、スペイン系の起源を保つ弦楽器や、ケーナ、サンポーニャ、
ロンダドールなど先住民系の起源をもつ管楽器などが用いられる。
 メロディーの特徴としては、1拍子または2拍子のリズムとドレミソラの5音音階(ペンタ
トニック)を基本とする先住民系の旋律(ワイニョ/ワイノ、トナーダなど)や、6/8拍子の
リズムを基本とするスペイン系の旋律(クエッカ、バイレシート、カルナバルなど)などが
挙げられる。
 有名な曲を挙げると、ペルーの『コンドルは飛んでいく(El condor pasa)』や
アルゼンチンの『ウマウアケーニョ(花祭り)』などが特に広く知られている。
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※ 今回は400字をオーバーしましたが、ご了承願います。
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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com http://www.geocities.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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