雑考400 第369号 日本語は非論理的か 2009.05.31
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昨年末2008.12.27に、私淑する野矢茂樹氏の講演を聴講する機会に恵まれた。野矢氏は、
第24号「木が倒れた」、第40号「夕焼けの色」に書いた『哲学の謎』の著者である。氏は
東大教養学部教授で分析哲学の第一人者だ。NHKの『爆笑問題のニッポンの教養』FILE007
「哲学ということ」にも登場している。講演の主催は早稲田セミナーで先着順、参加無料
講演収録DVD無料という驚愕の内容だった。応募が殺到すると思い、私は開演1時間前に
教壇の真正面、前から2番目に陣取ったが聴講生は30人程だった。分析哲学の裾野の狭さ
を痛感した。だが野矢氏と間近に接し、双方向のやりとりを交えながらの聴講は、まるで
大学のゼミの様な知的興奮溢れる最高の講演だった。テーマは「日本語は非論理的か」。
結論は「日本語は充分論理的な言語である。非論理的とすればそれを使う人間が非論理的
だから」当然の帰結だが、面白いのは分析哲学同様、検討の過程だ。続きは追い追い書く

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com http://www.geocities.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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