雑考400 第361号  9.11 2007.11.29
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過日、とある縁から40代前半の在日カナダ人英語教師と洋風居酒屋で食事した。私は英語
が不自由、教師は日本語が不得意なので約3時間の会話・話題は、壮年の男同士のそれと
しては全く拙い消化不良の内容だった。その中で唯一、彼が30分程口角泡を飛ばして熱弁
を振るったのが 2001.9.11謀略説だった。6年前の、旅客機が突入しツインタワービルが
崩落する映像は衝撃的だった。事実は小説より奇也が脳裏に浮かびテロリストの卑劣さに
憤慨した。9.11謀略説は、所謂トンデモ話として揶揄されていることは知っていたが、彼
の熱弁を聞いているうち、私は6年間思考停止に陥っていたことに気づいた。彼が推薦す
る書籍『9・11事件は謀略か-「21世紀の真珠湾攻撃」とブッシュ政権』デヴィッド・レイ
・グリフィン著、きくち ゆみ・戸田 清 訳 を購入し、読み進むにつれ”民主主義国家”
アメリカ合衆国政府の底知れぬ闇を感じた。またマスコミの剣呑な面を認識した。つづく

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com http://www.geocities.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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