雑考400 第214号 校長講話3 2000.7.23
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第62号、63号で校長講話を書いた。2000.7.1豚児の授業参観の後、今年も校長講話が
あった。立て続けに起きた17歳の男子による不可解な殺人事件、親の子供殺し等の例をあ
げながら「日本は、物質的には極めて豊かになりながらも、人間関係がおかしくなり、子
供が(まともに)育ちにくい世の中になってしまった。このまま突き進んで良いのか?危機
感を覚える」と話す校長の基本的なスタンスは変わっていない。私も全く同感だ。今回は
子供の育て方についての具体的な提言が3つあったので紹介する。1)親と子供ができるだ
け共通の体験・経験をする(物作り・仕事・遊び等何でも良い)、2)善悪の判断ができる子
供に育てる(他人に迷惑をかけなければいい、ではなく、人間として・社会の一員として
やってはいけないことを教える)、3)物を少なめにして子供を育てる(我慢する・待つこと
を教える)、の3つ。「捨てる技術」が本になる時代。私自身の反省も含め 3)は斬新だ。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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