雑考400 第165号 テレビ報道 2000.3.4
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2000.2.18読売朝刊の草野厚 慶応義塾大学教授のコラムから『1月20日以降多くの新聞投
書欄メディア欄には、同17日放送のNHK阪神大震災特集、「復興への提言・トルコ・台湾
・そして神戸」に関する反響が続々掲載された。<略>どれも日本からの中古仮設住宅が、
現地で歓迎されておらず、その原因が政府のなげやりな姿勢にあるとの番組に共感を示し
たものであった。<略>しかしトルコと日本で取材を行ってみると、番組は全体像の一部し
か伝えておらずこれまたショックであった。一つ一つのパーツは正しいが全体をみると偏
っている。<略>』私はNHKの番組を見ていないが、コラムの具体例から判断すると相当に
偏った内容らしい。映像は言葉より強い説得力を持ち、遣らせでない限り虚偽ではない、
とも言える。編集方針でどの様な結論付けも可能ということか。テレビの特徴は1)眺める
だけ=受け身、2)一過性=反芻不能、だ。テレビからの情報には特に注意が必要だろう。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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