寧日雑考 第112号 ゾウの鼻は? 2025.03.20
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ゾウは、長い鼻を実に器用に使って生活している。

呼吸のほか、食物を口に運び、水浴び・砂浴びに使い、
重量物をつかんで運び、小さいものをつまむ。

まるで腕と手のようだ。
あの巨体で腕代わりの鼻が無くなったら、生きるのに苦労するだろう。

ヒトである自分の鼻が天狗やピノキオのように伸びたとしても、
ゾウの鼻のように器用に動かすことは到底できそうもない。

ゾウの鼻は一体どうなっているのだ?
と尖らせた上唇と鼻でペンを挟んで、ぼんやり考えていたら、
ふと思いついた。

上唇と鼻の穴を一緒に伸ばせば、元々が上唇だから
ある程度は自由に動かせそうだ。

ゾウの鼻は実は上唇ではないか。

そう思ってゾウの口元をよく見ると、鼻の根元は口と
一体になっているように見える。正に上唇だ。

ゾウの、鼻と一体となって伸びた上唇は、進化によって
筋肉が複雑に発達し、強力でしかも繊細な動きができる
ようになったのだろう。

WEBで正にその通りの説明を見つけた。
https://ddnavi.com/article/d591783/

地球で生まれた生物の、
 本能=閉じたプログラム(寧日雑考 第11号 洗脳 参照
による進化と多様性は驚嘆に価する。

本能によって、ゴキブリは3億年を、シーラカンスは4億年を
生き延びてきた。

本能が壊れた動物であるヒトは、
 言語=共同幻想=疑似現実=開いたプログラム
によって存続している。今のところは。

ヒトは ゴキブリ や シーラカンス を超えられるだろうか。

残念だが楽観視できそうにない。


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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com   http://zak400.zatunen.com/
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( 「寧日雑考」は、自由・不定・記録 を方針とした考察です)
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