寧日雑考 第65号 嫡孫 考 2021.03.30
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私事であるが2020年12月、長男に長男が生まれた。
つまり私の嫡孫である。

武漢発新型コロナ禍の真っ只中という酷い状況だが、
お陰様で元気にすくすくと育っている。
この上もなく有り難く嬉しいことだ。

孫は可愛いものだ、と聞いてはいたが、正にその通りである。
親馬鹿ならぬ祖父馬鹿と言って良い。

何故か?理由を考えてみた。

(1)そもそも赤ん坊は可愛い顔をしている。
→ 生き物・哺乳類としての自然の摂理

(2)自分の血を受け継いでいるので思い入れも一入である。
→ 身内の欲目。あばたもえくぼ

(3)育て上げる責任は親にあるので愛でるだけで良い。
→ 只管、機嫌をとり、甘やかす

(4)子育ての経験があるので多少のことがあっても驚かない。
→ 昔とった杵柄

(5)本物の爺いになったという充実感。
→ 少子晩婚の今時、還暦前に、これほどの幸運・幸福はそうそうない

という訳で私は、嫡孫と論理的な意見交換ができるまで、
健康を維持し、一層学ばなければならない、と襟を正した。

これも人生の醍醐味である。

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com   http://zak400.zatunen.com/
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( 「寧日雑考」は、自由・不定・記録 を方針とした考察です)
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