寧日雑考 第19号 月旦 2016.12.24 或る人物Aに対して、私はプラスの評価だが、第三者はマイナスの評価だったのだ。 常日頃「人は己の脳を通してのみ世界と関わる」と公言している私としては、 Aの態度・応答は、私に対するものと第三者に対するものとでは当然異なる。 一方で、相手によって態度を変える者は信頼できない、と言われるが、 なんの権限も、利害関係も無い私でさえ、これである。 究極的には、多数決による月旦しかあり得ないという事だろうか。 だから自分の評価を信じるしかない。 結局、客観的な月旦などは存在し得ず、常に「○○の月旦」ということになる。 では「○○が言うのだから」の正しさは何によって保証されるのか? やはり自分の判断を信じるしかない。そのためには日々精進研鑽あるのみだ。 |
横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ) mail:monburu@nifty.com http://zak400.zatunen.com/ ____________________________ ( 「寧日雑考」は、自由・不定・記録 を方針とした考察です。)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ |