雑考400 第368号 米国の政権交代 2008.12.31
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2009.1.20 にバラク・オバマ氏が米国大統領に就任する見込みだ。初の黒人大統領と言う
選挙戦の相手は女性候補のヒラリー・クリントン氏。勝利すれば共に米国初という名誉を
賭けた選挙戦だった。これまでの米国大統領イメージからは遠いと感じる、黒人と女性の
候補が最後まで残ることになったのは、現米国大統領のジョージ・ブッシュ氏が2期8年
在職して米国を凋落させた、その反動ではないかと思う。1962年生まれの私にはブッシュ
氏は記憶に残る最低の米国大統領である。最悪の蛮行は、大量破壊兵器を保有すると嘘を
ついてイラクに侵攻、多数の民間人を巻き添えで殺した(一説では犠牲者は9〜10万人 *1)
事である。米軍兵士の犠牲者も4200人を超える。正に独裁国家の所行だ。「3歳にして既
に現在の知能を有していた」と揶揄されるブッシュ氏は、或いは傀儡的立場だったのかも
知れない。米国に往年の力は無いだろうが新大統領には独善主義からの転換を期待する。

*1 慶應義塾大学 経済学部 延近 充 氏のHPより
http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nobu/iraq/casualty.htm

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com http://www.geocities.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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