雑考400 第346号 独裁国の証明1 2004.1.25
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講談社現代新書「ゲーデルの哲学-不完全性定理と神の存在論-」高橋昌一郎 著1999.8.20
第1刷の前書きからの抜粋『クルト・ゲーデルは、1978年1月14日、71歳で生涯を閉じた。
<略>70年代には、物理学者ジョン・ホイーラーが、「アリストテレス以来の最大の論理学
者と呼ぶくらいでは、ゲーデルを過小評価しすぎだ」と述べている。天才的と呼ばれる数
学者や物理学者にとっても、ゲーデルは、さらに別格の天才だったのである。<略>24歳の
ゲーデルは、「不完全性定理」を証明した。この定理は<略>自然数論を完全にシステム化
できないことを表している。<略>一般に、有意味な情報を生み出す体系は自然数論を含む
ことから、不完全性定理は、いかなる有意味な体系も完全にシステム化できないという驚
異的な事実を示したことになる。<略>』残念だが私には不完全性定理を数学的な厳密さを
もって理解する事はできないが、論理学者ゲーデルの驚異的天才ぶりは想像できる。続く
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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ) http://www.kjps.net/user/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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