雑考400 第342号 転職活動4 2002.9.10
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インターネットの転職支援サイト経由で応募した企業から一次面接依頼のメールが来た。
転職活動の剣が峰、採用成否がこの面接でほぼ決まる。面接時間は1時間半。かなりきつ
い。転職支援サイトで面接の心構えを精読する。質問の例として志望動機、入社後の抱負
今迄の仕事の成果等多数あげられていた。また逆に質問する事も重要、とある。採用条件
以外全く知らない会社に質問しなければならない。これは大変だ。応募企業のホームペー
ジを一通り見て、企業理念、社風、事業報告書、経営者の挨拶、採用担当の言葉、従業員
の声等、重要と思われる部分を印刷し独自に経営分析した。また同業他社も調べ、業界の
状況と応募企業の特色を把握した。その上で、経営方針に関連する質問を考えた。2時間
前に現地に行き、道順を確認して近くの喫茶店に入った。コーヒー3杯で、用意した資料
を何度も熟読し、面接のイメージトレーニングを繰り返した。面接は採用担当2人、面接
担当2人の合計4人だった。かなり緊張したが質問に対する回答や自分の主張は概ねうま
く出来たと感じた。しかし終わった時はぐったりし食事をする気力もない。これ程の緊張
はここ20年来無かった。新幹線で帰宅途中、二次面接の依頼メールが携帯に転送されて
来た。あまりに早い結果で、喜ぶ前に拍子抜けした。二次面接は日程が合わず一ヶ月後に
なった。面接直前に採用条件が提示された。予想を大きく上回る条件に思わず「え。(こ
んなに貰って)本当に良いんですか?」と聞いてしまった。役員2人、部長1人の二次面
接が始まった。前回同様資料を熟読して臨んだが実務的質問は殆どなく、自己紹介して下
さい、と言われ少し慌てた。1時間の面接が終わった。精神的疲労感と脱力感は前回以上
だった。自宅に帰着した22時過ぎ、内定のメールが来た。2002.8.12内定。万歳!遂にやっ
た。応募メールから約1ヶ月半だった。今回の転職活動ではインターネットが威力を発揮
した。募集企業の検索から応募、経歴書作成、面接のノウハウまで、自宅に居ながら殆ど
無料で享受できる。またメールは迅速且つ確実な連絡手段だ。このような情報の遣り取り
にはインターネットは極めて有効だと思う。さて次は退職手続き、引越しが待っている。
特に退職は、気が重い作業だ。まだ転職活動は終わっていない。転職にはパワーが要る。
追記 転職へ向けての手続き・諸準備は、現在も進行中です。このため雑考400の発行
が滞りがちになるかも知れませんが、どうかご容赦下さい。
※今回は400字をオーバーしましたが、了承願います。
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