雑考400 第331号 居室探鳥 2002.5.26
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黒姫高原の木々の緑も日に日に濃さが増してきた。まだ朝晩の冷え込みは強く霜注意報が
出る事もしばしばだが、春を待ちかねた生命の息吹は其処此処に感じられる。ベランダ前
の木にかけた小鳥の巣箱に、今年も入居者(入居鳥?)が来た。二羽の小鳥が忙しく出這入
りしている。第59号に巣箱の蓋を開閉する烏の話を書いたが、鍵を付けたので安心だ。
一週間ほど前、巣箱のすぐ横に烏が止まっているのを見たが手も足も出ない様子だった。
それにしても烏は巨大だ。体長は巣箱よりも大きい。朝食を食べながら家内が「毎年来る
あの鳥、何ていう鳥なの?」と言う。早速、双眼鏡を取り出してじっくり観察した。体長
15cm程。頭と嘴が黒、頬の辺りが白、背中は灰色っぽく見える。少し黄色もあるようだ。
インターネットで調べたら四十雀(シジュウカラ)らしい。CD-ROM広辞苑四版に写真と鳴声
があった。間違いなく四十雀だ。以上、我が家の居室探鳥(バードウオッチング)である。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
mail:monburu@nifty.com http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/1755
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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