雑考400 第328号 デフレ新解釈1 2002.5.14
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労働生産性の向上2.5%を考慮すれば物価上昇0%は実質的に▲2.5%、つまりデフレとなる。
従って 労働生産性向上=物価上昇=2.5% を維持することで初めて、デフレでもインフ
レでもない状態となる。ここ数年の日本は物価上昇0%、若しくは若干のマイナスである。
だから日本は実質的なデフレ状態に陥っている。その結果、物価下落→企業収益悪化→失
業増→消費減→物価下落→・・・という循環の不況が発生し、日本にとって非常に不幸な
状態が何年も続いている。──以上は『小泉の波立ち』*1 を読んで私なりに理解した内
容だ。労働生産性の考慮はクルーグマン教授の理論らしい。日本が不況という実感は確か
にある。企業倒産件数、失業率とも悪化し、1998年から3年連続で自殺者が3万人超だ。そ
こでデフレ新解釈の裏付け数値、つまり労働生産性向上と物価上昇の検証を思い立った。
但し私は経済の素人&分析技術皆無。あくまで"遊び"として読み飛ばして欲しい。つづく

*1 『小泉の波立ち』 http://www4.justnet.ne.jp/~greentree/koizumi/index.htm
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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