雑考400 第302号 自民党崩壊選2 2001.6.25
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小泉総理の「聖域なき構造改革」について、自民党内に”参院選終了後に本格的反論”の
気配がある。これは、小泉人気便乗で当選を果たし、当選してから構造改革に反対する、
とも読める。もしそうなら日本国民も見くびられたものだ。だが、その時は自民党の凋落
に一層拍車がかかるだろう。2001.6.22読売朝刊の「分析・小泉流9」に極めて興味深い記
述を見つけた。『渡部恒三衆院副議長はわが目を疑った。綿貫議長の代理で衆院本会議場
の議長席に座った時の印象だ。「だって小泉君(首相)の演説に自民党はしらけて拍手しな
いが、民主党の若い者がキーキー喜んで拍手しているんだ。与党と野党がなくなっちゃっ
たよ」<略> 小泉首相は、これから自民党内の抵抗が本格化することを予想し、周囲にこ
う漏らしている。「おれに賛同する者は自民党だけじゃない。仮におれが九月の総裁選で
負けてみろ。おれは首相を辞めないから、その時は自民党が壊れるということだ」<略>』
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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