雑考400 第290号 祭りの後 2001.4.22
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豪雪に見舞われた黒姫高原にも漸く春が来た。黒姫スキー場の雪も見る見る融けて行く。
この時期、子供達とゲレンデの散歩が楽みだ。春の陽射しを浴びながらゆったりと歩む。
芽キャベツのような蕗の薹の小さな玉が、雪の重みで押し固められ筵の様になった茶色の
枯れ草の其処此処の隙間から顔を出している。地面が蚯蚓脹れの様に盛り上がっていると
ころがある。土竜の仕業だろうか。雪融け直後、草原になる前のスキー場散歩には、硬貨
やリフト券チップを探す楽しみもある。この春も既に2千円相当のチップ、現金約700円を
見つけた。但しゲレンデに落ちているのは吸い殻、キャンディーの包み紙等のゴミが殆ど
だ。特に吸い殻は非常に多い。休憩所周辺では満遍なく散らばり、リフトに沿って延々と
切れ目なく続く。この吸い殻は100%、喫煙者によって雪の中にポイ捨てされたものだ。祭
りの後にはゴミが残され、喫煙者のマナーは一向に改善されない。忌々しき事実である。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
mail:monburu@nifty.ne.jp http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/1755
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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