雑考400 第288号 意外な長寿法 2001.4.12 ──────────────────────────────────────── 2001.3.7読売朝刊の精神科医和田秀樹氏のコラム。氏の勤務した病院に併設する老人ホー ムの調査で、喫煙の習慣や糖尿病が生存曲線に全く無関係という医学常識に反するような 結果が出た。結局タバコで肺ガンになる人などは、老人ホームに入る前に亡くなるので、 老人ホームの喫煙者は喫煙から悪影響を受けない人なのだろう、と言う。更に長寿に関す る調査を紹介している。『<略>オランダのある地域の高齢者(55〜85歳)を対象にした、い ろいろな条件での四年間の死亡率の調査である。<略>この調査で驚ほど差がついたのが、 頭のはたらきがいいか悪いかの差である。例えば、アルファベットの並べ替えテストで、 成績が下半分の人の死亡率は上半分の人の約三倍だった。しかも、学歴による死亡率の差 はないのである。<略>年をとって何が体にいいかわからない現在、勉強が意外な長寿法と 知り、私も自分を叱咤するようにしている』要するに意欲・気力の有無だろう。納得だ。 ──────────────────────────────────────── |
黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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