雑考400 第276号 大雪の効用 2001.2.25
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校長講話3(214号)で子育ての3つの具体的提言を紹介した。私も折に触れ実行を心がけて
きた。多少は親の欲目もあるだろうが、最近、長男(小5)が少しは気が利くようになって
きたと感じる。例えば、両手が荷物で塞がっている人を見たら先にドアを開けて待つ、自
分の作業が出来ない待ち時間にぼんやり待つのではなく他に何か出来ることを自分で探し
てして実行する、等と言うものだ。内容はごくちょっとしたことだし、別にやらなくても
特別悪いことではない。それだけに教えるのは難しい。それが出来るようになった。理由
は、提言の1つ「親と子供ができるだけ共通の体験・経験をする(物作り・仕事・遊び等何
でも良い)」の実行 だと思う。今年の大雪は、長男と一緒に雪かきをする機会を数多くも
たらしてくれた。声変わりが始まり力も付いてきた長男は、労働力としても頼りになる。
辛い雪かきも一挙両得。我が子の成長に目を細める馬鹿親冥利に尽きる、というものだ。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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