雑考400 第257号 養老氏講演2 2000.12.6
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2000.6.26 川崎市武蔵中原駅近くで行われた養老孟司(ようろうたけし)氏の講演に触発さ
れた206,210,212,224号に続く5回目。演題は「都市と自然 −意識と無意識」。意識・無
意識は私が最も興味のある一つだ。講演で「変わるもの=動いているもの=生命(細胞)、
変わらないもの=止まったもの=情報」の見解を聞いた。私は「コンピュータは意識を持
つことができるか?ノーベル賞の利根川先生は脳を研究しており”脳という物質から生じ
る意識は解明される”と言う」と質問した。養老先生の回答は「意識は生きた脳細胞の機
能。ヒトが生きた細胞を作れない以上、意識は作れないだろう。但し、脳は脳に入る様々
な情報(音・光・触覚)を融合し等価交換している、その仕組みが解明されコンピュータで
再現できれば意識に近いものができるかも知れない」と言う主旨だった。これを聴き、コ
ンピュータの意識問題に数学の不定(0÷0=不定)〜如何なる結論も有り〜を了解した。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
mail:monburu@nifty.ne.jp http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/1755
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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