雑考400 第241号 揚水式水力発電 2000.10.15 ──────────────────────────────────────── 中部電力主催の「親子ミステリーツアー」なるものに豚児と共に参加した。長野駅をバス で出発し2時間。到着したのは長野県南安曇郡奈川村の東京電力梓川テプコ館だった。隣 接する高さ130mの奈川渡(ながわど)ダムと安曇揚水式発電所を見学した。揚水式発電は上 下2つのダムから成る。昼、電力消費ピーク時に上ダムから水を落として発電を行い、夜 原発や火力発電の余った電気を使って発電機をポンプにし下ダムの水を汲み上げる。電気 エネルギーを水の位置エネルギーとして蓄える仕組みだ。水力発電は日本の電力の約10 %を占めるという。このほか親子で学んだ事を少々。石油はあと43年で無くなると言わ れている、日本では原発が52基稼働し電力の約30%を賄う、火力発電は地球温暖化の 原因の二酸化炭素を大量に出すが原発は出さない、等々。省エネと原発理解が目的のツア ーと了解した。本物を見学すると実感も大きい。できれば原発の見学もしたいと思った。 ──────────────────────────────────────── |
黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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