雑考400 第226号 フリーター 2000.8.29
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第11号で「雇用を増やす確実な手段は賃金格差(≒貧富の差)の拡大。その代償は治安の悪
化か?」という内容の雑考を書いた。最近、所謂「フリーター」が増加していると言う。
フォーブス2000.9月号12頁から抜粋する。『「労働省の2000年版労働経済の分析」によれ
ば、定職を持たずにアルバイトなどで暮らす通称「フリーター」の数が、1997年で151万
人と5年前に比べて50万人も増えていることがわかった。<略>現在、フリーターの職場は
ふんだんにある。スーパーなど小売店を中心に、人件費削減のために正社員の採用を極限
にまで減らし、その分安く雇えるアルバイトやパートに置き換えようとする動きはますま
す活発化しているからだ。<略>』新聞報道等によれば、新卒者が就職難から、やむを得ず
フリーターになる事例も多いらしい。これは事実上の賃金格差の拡大だろう。雇用安定の
為に、雇い主の一方的な都合による解雇を防止する実効性のある仕組みが必要だと思う。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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