雑考400 第215号 情報格差 2000.7.25
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最近ITに関連する用語で「デジタル・ディバイド(情報格差)」なる言葉をよく聞く。
2000.7.17読売朝刊 経ワードから抜粋する。「デジタル・ディバイド:パソコンやインタ
ーネットなど情報技術(IT)を使いこなせる人と、そうでない人との間の情報格差を指し、
両者の貧富の差が広がることをも言う。急速に進むIT化の影の側面とされる。<略>」富裕
層はパソコン等を購入&情報を駆使しより豊かになる機会を掴みやすく、貧困層はこれが
できない為、両者の格差が広がる、ということらしい。先進国と途上国の問題など幅広い
意味があるのだろうが、日本国内を考えれば、私はこの主張に疑問を感じる。2000.7.23
読売朝刊には「通信白書によると、99年の日本のインターネットの普及率は21.4% <略>」
とあり、単純には約8割の人がデジタル・ディバイドの対象者となる計算だ。IT革命と同
様、過剰反応ではないか?結局、情報格差ではなく意欲格差・資質格差の問題だと思う。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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