雑考400 第206号 養老氏講演1 2000.7.1
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2000.6.26 川崎市武蔵中原駅近くで行われた養老孟司(ようろうたけし)氏の講演を聴きに
行った。養老氏は解剖学が専門。ヒトの脳をキーワードとして「唯脳論」や「脳化社会」
など独自の観点から鋭い持論を展開している。その主張は、全く畑の違う「共同幻想論」
の岸田秀(きしだしゅう・精神分析)氏に重なる部分も多いと私は思う。演題は「都市と自
然 −意識と無意識」。意識・無意識は近年、私が最も興味を持っている主題の一つだ。
90分の講演の後の質疑応答では、私も質問し丁寧に回答して頂いた。大変光栄に思う。
質疑応答を含め2時間の講演で、意識についての謎に自分なりの解答を見いだせた。また
「ヒトは脳神経系と遺伝子DNA系から考えるべき」(心身二元論)という養老氏の最新
の考察も拝聴できた。このほか話題は多岐に渡り、示唆に富む話が多数あった。私にとっ
て、ここ数年来最も興奮を覚えた2時間であった。私の文責に於いて、続きはまた書く。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
mail:monburu@nifty.ne.jp http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Keyaki/1755
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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