雑考400 第197号 光速度不変の謎2 2000.6.3
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「ニュートンとアインシュタイン−科学をダメにした7つの欺瞞」竹内薫、窪田登司ほか
徳間書店1995.2.28第1刷より窪田登司氏の「レーザージャイロが証明する相対性理論の破
れ」295頁からの抜粋『<略>1994年1月の「相対論はやはり間違っていた」の刊行以降、多
くの読者から相対論はすでに破れていることを指摘してくれる手紙を受け取った。そのう
ちの一人からの便りを次に紹介したい。この方は学会から追放になったり白い目で見られ
るようになることを恐れ、名前は公表しないで下さいと念を押してあった。つまりそれだ
け現在は相対論に疑問を持つことは禁じられているのである。「・・・貴殿の提案してい
るレーザーによる実験をどこのグループもやってくれないと嘆いていますが、その実験は
もはやする必要はありません。というのは、すでに航空機やロケットに搭載しているレー
ザージャイロは相対性理論を破っている装置そのものだからです。<略>アインシュタイン
は加速系と重力系は区別出来ないとして一般相対性理論を建設しましたが、レーザージャ
イロはちゃんとそれを区別しています。90年前の仮定はすでに量子オプトニクスによって
くつがえされているのです。 こうした事がすでに知られていても(相対論擁護者には分か
らないでしょうが)、 アインシュタインはすでに神になっているので、文句を付けること
は学会ではご法度になっているのです。・・・以下略」というものである。』これは驚い
た。大前提が間違っているのが事実なら、理論の大幅な見直しが必要ではないか?素人の
私にも大変な事態だと想像できる。この本では、数学的な正しさと現実は別のものであり
如何に美しい数式によってうち立てられた理論でも、実験で検証できないものは仮説に過
ぎない、と繰り返し主張される。アインシュタインは偉大だと思う。だがこの引用が事実
ならば、アインシュタインを神格化し、その一仮説に過ぎない理論を真理として絶対化し
続ける事は、早晩、学会が自ら墓穴を掘ることになるだろう。それともこの本が如何物な
のか。光速度不変の謎。権威に阿ることのない、謙虚な姿勢での事実解明に期待したい。

※今回は400字をオーバーしましたが、了承願います。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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