雑考400 第194号 中抜き 2000.5.26
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過日、パソコン通信のBBS(Bulletin Board System)の情報でノートパソコンを入手した。
私個人としては10万円を超える大きな取引だ。「買います」の掲示をしてから4時間程
で引合いがあり、その日の内に「現品を確認してから振込」の条件で取引成立。メールの
往復は3回。取引にかかった実質時間は、売り側・買い側合わせても1時間に満たない。
この些細な事例から仲介業者の「中抜き」を連想した。その直後2000.5.22のDKRマンデー
・スコープ第一勧銀総合研究所調査本部吉川康之氏の『動き出した「電子商取引市場」』
を見つけた。記事によれば総合商社が電子市場への取組を積極化しているという。抜粋す
る。『<略>商社の場合、企業間取引の仲介・代行業務がインターネットに移行すると、本
来の主力業務が「中抜き」により縮小してしまうという危機感があり、それに対する自己
防衛を行うと同時に<略>』商社の「中抜き」は消費者とメーカーにとっては有利だろう。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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