雑考400 第188号 老化現象 2000.5.15
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2000.4.25読売朝刊にシンガー・ソングライターの小田和正氏が6年半ぶりに新作アルバム
を出した、という記事があった。新作から遠ざかっていた理由を次のように話す。『まず
音楽の流れの中でベスト盤が主流になったこと。さらに僕のユーザー(ファン)も年を取り
生活の中で音楽を聴くという行為も薄れてくる。<略>』小田氏は52歳。オフコースでデビ
ューし今年で30年だそうだ。ラブソングが多く女性ファンが圧倒的だろうが、私も20年程
前からよく聞いていた。そして小田氏の言うように最近は音楽を聴く事が減っている。そ
れはオフコースに限らない。ウォークマンも御蔵入りになって久しい。煩忙・興味対象の
変化・感受性の減衰・億劫などが原因と思われる。加齢による音楽離れは一般的傾向なの
か。偶に聴く時も耳に馴染んだ古い歌で、若い歌手の新しい歌を聞きたいと思う事は、ま
ず、無い。これも老化現象の一種か。新しい文化は若者が育てる事を再認識した記事だ。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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