雑考400 第175号 過労自殺 2000.3.26
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3/24長時間労働の果てに鬱病となり自殺した大手広告代理店の元従業員の死を巡り「過労
自殺」と判断した最高裁判決があった。2000.3.25読売朝刊から抜粋する。『この長時間
労働の背景には、サラリーマン社会に染み込む「サービス残業」の問題があり、初判決の
影響は大きい。 元社員は、<略>数十社のスポンサーを担当し、広告やイベントの立案・
実行に当たったが、2年目の91年に24歳で自殺した。 この間の勤務状況は、例えば死の
直前には、4日に1回は午前6時半まで残業などという「常軌を逸した長時間労働」(一、二
審判決)で、最高裁も過労自殺との因果関係を認めた。<略>』 責任感が強く、会社・仕事
に忠実で有りすぎた結果だろうか。自殺はあまりに悲惨だ。判決の要旨を読む限り、上司
も会社組織も異常としか思えない。だがこれも氷山の一角なのだろう。いざとなったら全
てを投げ出す勇気も必要だ。会社か?自分か?社畜ではない。当然自分在っての会社だ。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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