雑考400 第164号 不倫率調査法 2000.3.4
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秋山 仁 著「誰かに解かせたくなる算数・数学の本」1999.8.25幻冬舎文庫 30頁からの出
典。何と『一堂に会した40人の主婦を対象に「挙手」で不倫経験率を調査する方法』だ。
使う道具は40枚の百円硬貨のみ。どうすれば良いか?答えは次の通り。『まず1人1枚ずつ
百円硬貨を配り、これを投げて表が出たか裏が出たか、他に見られない様に確認しておい
て貰う。そして次の条件に従って回答する。1)表が出た人は不倫経験の有無にかかわらず
無条件に挙手。2)裏が出た人は自分の経験通り正直に挙手。仮に挙手28人とすれば、大雑
把に言って不倫経験率は次のように計算出来る。但し厳密な計算ではない。コインの裏表
は1/2の確率なので、40×1/2=20人は、条件1)による自動的挙手。残りの28-20=8人が条
件2)による正直な挙手だ。よって不倫率は正直に答えた20人中8人で8÷20=40% 』プライ
バシーに配慮した実に巧妙な方法だと思う。東海大学の菊池浩明氏が応用研究中と言う。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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