雑考400 第144号 仕事と家庭 2000.1.4
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フォーブス1999.12月号126頁に仕事と家庭の板挟みに悩む働き盛りの男性についての記事
を見つけた。『−略−企業は現在も、退社時間にさっさと仕事を切り上げていく女性がい
ても「家庭があるから無理もない」と大目に見ている。しかし、男性が同じことをすると
「なんだ、あいつ、やる気があるのか」と白い目で見られて、職場のつまはじきになる。
−略−現在、多くのアメリカ企業は男性社員にも育児休暇を認めるようになった。ドナル
ドソン・ラフキン&ジェンレッテ社は男性社員のため3ヶ月間の育児有給休暇制度を設け
ているが、97年にこの制度を利用した社員は一人もいなかった。まだ多くの男性社員がマ
イホーム主義は出世の妨げになると恐れているのだ』米国は成果主義・能力主義の先進国
で、やる気などの精神主義や残業時間数は評価に無関係と思っていたので意外だ。やはり
企業は忠誠を誓う人間を好む、という当然の帰結か。この極端な例が日本の社畜だろう。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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