雑考400 第130号 意識の定義 1999.12.5
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以前から「意識」の不思議さに興味を持っていた。自分にも確かにある意識とはなにか?
意識の定義。普通の人なら誰でも持っていると思われるにも関わらず、非常に難しいと思
う。広辞苑には『い‐しき【意識】〔仏〕(梵語 mano-vijnana) 認識し、思考する心の働
き。感覚的知覚に対して、純粋に内面的な精神活動。第六識』とあるが、意識を思考・精
神活動という言葉に置き換えただけだ。過日、知人から意識に関する素晴らしい著書を紹
介して貰った。その本は「認知哲学 脳科学から心の哲学へ ポール・M・チャーチラン
ド著 信原幸弘・宮島昭二 訳 1997.9.4初版 産業図書」。タイトルからして書店で見か
けても絶対に手に取らないだろうと思われる専門書である。ところが読んで驚いた。興味
を引く豊富な具体例による説明が中心でとても面白い。また理論的裏付け及び実証的裏付
が明快で且つ納得できるものだ。既に3回読み、知的興奮を味わった。続きはまた書く。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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