雑考400 第116号 卵子競売 1999.11.7
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1999.10.24読売朝刊「モデルの卵子ネットで競売」の記事から抜粋する。『−略−すでに
開設されたホームページには、卵子を提供する8人のモデルの写真が載っている。競りは
1万5千ドル(約160万円)からで、上限は15万ドル(約1600万円)全額がモデルの女性のもの
になるほか、ハリス氏が落札者から落札価格の20%を手数料として得る。−略−』米生殖
医学会などからは「倫理に反する行為。卵子の商品化にも歯止めがなくなる」と反発の声
が上がる一方、ハリス氏は「美しい女性の卵子を選ぶことは子供や孫の成功の可能性が高
まる」「(卵子を提供する)どんな女性にも同じ額しか払わないのは不公平」と主張する。
米国では1996年に卵子の提供で年間約1700人の子供が生まれ、その後も増え続けていると
言う。どうせなら美貌・知性がより高い可能性の遺伝子を、と言う発想もあるだろう。問
題の1つは、買側・売側共に、人は不平等という現実を金額で明確にされる事だと思う。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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