雑考400 第92号 購買意欲 1999.9.15
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先日、新潟県上越市にある大手スーパーのJに行った。上信越地区では最大級の売り場面
積を誇る郊外型の大型店舗だ。日用雑貨品、食料品、衣料品、化粧品、医薬品、家電製品
スポーツ用品等々あふれんばかりの品物が、きらびやかに整然と並べられていた。ところ
が、困ったことに購買意欲が湧かない。欲しいものが何も無いのだ。物質的には充分豊か
になり、最上級品では無いが、殆どのものは既に持っている。自宅のモノ入れは隙間がな
い程モノで埋まっている。衣料品をはじめとする高級ブランド品も興味がないので無縁。
勿論、新しいノートパソコンなど欲しいと思う商品はある。だが、30万円とあっては、
ちょっと手が出ない。その上いま所有しているパソコンでも特別な支障が無いことが致命
傷だ。自分の例から考えると、これだけ物質が飽和状態であれば、モノが売れない→内需
が拡大しない→経済が活性化しない→右肩上りの成長は無い という状況も想像できる。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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