雑考400 第84号 産廃処理 1999.8.28
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ニュースを見ると、不燃ゴミ・産業廃棄物の最終処分場の建設、ゴミの不法投棄問題等を
多くの自治体が抱えている。典型的事例の一つに「悪徳産廃処業者が不法投棄を繰り返し
利益を上げたあげく倒産する。不法投棄されたゴミは放置され、近隣の住民の健康を脅か
す」があると思う。悪徳産廃処業者が100%悪いと認識した上で考えたい。以下は裏付の無
い私個人の想像だ。もしかしたら、彼らの存在は必要悪なのではないか?例えば古い建物
を取り壊し新築することになった。大量の廃材が出るが捨てるところが無い、又は莫大な
処分費がかかる。そこへ面倒なことを言わず、しかも通常より安く引取ってくれる処理業
者が見つかり、渡りに舟と依頼する。或いは産廃処理は新築契約の見積の中に含まれて、
直接は見えないかも知れない。真偽は不明だが戦時中、配給のみで生活していた裁判官が
餓死したという話を聞いた。バブル期の地上屋、借金の取立屋、同じ構図を私は感じる。
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黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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