雑考400 第82号 赤色巨星 1999.8.25 ──────────────────────────────────────── 的川泰宣 著「宇宙は謎がいっぱい」PHP文庫1996.8.15第1版50頁に『私たちの太陽は100 億年で水素を使い果たして寿命がくるが、−略−太陽もやがて末期を迎えると中年太りに なって、約100倍くらいに膨張して「赤色巨星」になる。』とある。 事典によれば太陽の 年齢は約46億歳、直径139万km、地球までの距離1.496億kmという。あと50億年程経過し太 陽の寿命が来て 100倍に膨張すれば、地球上に住むあらゆる生命は死滅するのだろう。人 類も例外ではないと思う。その日は突然くるのか?それとも病魔のように徐々に進行する のか?50億年も人類は存続しない、という意見もあるだろう。それなら質問を変えよう。 人類の滅亡は突然来るのか?それとも徐々にくるのか?いずれにしろ人が地球上に住み続 ければ、必ず最後の時が来る。宇宙の不思議・存在の不思議をぼんやり考えることも、私 にとって忙殺の中での気分転換だ。人類の存在すら一瞬のうたかた。大したことはない。 ──────────────────────────────────────── |
黒姫高原 橋本 好次(はしもと よしつぐ)http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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