雑考400 第50号 ガイア理論と癌 1999.5.15
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ガイア理論がある。ガイア(Gaia)とはギリシア神話の大地の女神の事だ。1972年英国の化
学者ジェームズ・ラブロックが、生物学者リン・マルギュリスと共に提唱した理論で、地
球環境と地球生命圏は一体化したシステムとして進化する、という。地球を一つの生命体
とも解釈できる。その連想で、ヒトが自然を破壊し、栄えて行く姿から、ヒトは地球の癌
ではないか?と想像し一人悦に入っていた。1999.5.13の読売朝刊長野版に「熊は警告す
る」を出版した長野市の農業 宮沢正義 氏の記事が載っていたので抜粋する。『6年前、
天体物理学者の故カール・セーガン氏から宮沢さんの元へ電話がかかった。宮沢さんの地
球環境への提言書を国連で読み、深く共鳴したという内容だった。「宿主の息の根を止め
自分も生きる基盤を失う」がん細胞に人類が似通っているという、宮沢さんの主張をセー
ガン氏は高く評価したという。−略−』人は皆、同じ事を考えるものだと改めて思った。
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橋本 好次(よしつぐ) mail:NBA00155@nifty.ne.jp  http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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