雑考400 第27号 スパイ 1999.4.20
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「スパイ」と聞くと、流石に007は行き過ぎだが、それなりに危険で何となくスマート
な姿を思い浮かべてしまう。やはり小説や映画の影響か。しかし、現実のスパイはまった
く違うらしい。同じ事は、私立探偵にも言えるようだ。考えてみれば、人知れず情報を集
めなければならないのだから、目立つことはもってのほかであろう。ごく普通の、どちら
かと言うと風采の上がらないおじさんのような人が、優秀なスパイらしい。スパイにも産
業スパイや工作員など、様々なタイプがあり、それぞれ諜報活動のやり方も違うのだと思
う。出典は失念したが、スパイ活動は、普通の新聞や雑誌を丹念に読み、内容を本国に伝
えることが中心だ、と見聞した覚えがある。フォーブス1998年9月号に産業スパイに
ついての記事が載っていた。ベテランの元スパイがテクニックを伝授しているらしい。記
事によれば5日間のセミナー受講料が80万円とのことだ。次号はそれについて書く。
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橋本 好次(よしつぐ) mail:NBA00155@nifty.ne.jp  http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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