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雑考４００ 第２６号 ７：３の法則 1999.4.18 ──────────────────────────────────────── 出典は失念したが「７：３の法則」を読んだことがある。「全事象の７割は、３割の要素 に集中する」という法則だ。例えば、服を１０着持っているとする。毎日着替えれば１ヶ 月で３０回、１着あたり約３回着る計算になる。ここで７：３の法則によれば、お気に入 りの服、上位３着で７割、つまり２１回を占める、となる。それらしい気もする。過日 「超整理法」野口悠紀雄1994.2.15 ９版を読んでいたら４６頁に「２割を制する者は８割 を制す：パレートの法則」とあった。抄録すると「所得分布に関して、イタリアの経済学 者パレートが１００年ほど前に発見した法則である。つまり、２割の人々の所得で、社会 全体の所得の８割程度を占めるのである」とある。７：３の法則の原点かも知れない。い ずれにしろ「必要な物の７〜８割は、全体の２〜３割の中にある」らしい。逆に言えば、 「７〜８割を捨てても現状の７〜８割はカバーできる」理屈だ。応用範囲は広いと思う。 ──────────────────────────────────────── |
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橋本 好次（よしつぐ） mail:NBA00155@nifty.ne.jp http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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