雑考400 第19号 若年性痴呆症 1999.4.10
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「経験を積むことによるヒトのロボット化は、脳の無駄な働きの節約だから楽で良い。一
概に悪いとは言えないと思う。」には、大きな落とし穴があるらしい。1998.2.23の読売
朝刊に『若年性のぼけ 休んだ脳の活性化を』と言う見出しの記事がある。これによれば
脳をあまり使わない事(決まった部分・一定の脳細胞しか使わないパターンを続ける事)
により、若年性の痴呆症=ボケが発症する、とのことだ。これはロボット化の過程そのも
のではいか。恐ろしいことである。機械を使わずに長期間放置すると錆びなど、調子が悪
くなるが、脳も同じらしい。同記事の『サラリーマンのための痴呆防止4か条(築山院長
による)』を抄録する。『@仕事のプロセスに変化をつける、A相手の話は最後まで聞く
B全体のことを把握するよう努力する、C職場と違った社会にも所属する』の4つだ。
このうちAとBは、第5号「賢人になる条件」の2.4.と同じだ。納得の内容である。
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橋本 好次(よしつぐ) mail:NBA00155@nifty.ne.jp  http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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