雑考400 第18号 ロボット化 1999.4.10
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人間の脳は合理的に作られており、出来るだけ無駄を省くように働く、と聞いた。例えば
起床してから洗面トイレなどの一連の動作、風呂で身体を洗う順序・方法など、全く意識
しなくとも出来る。試しに身体を洗う順序・方法を、どの動作も細大漏らさずに、いちい
ち考えながらやって見ればよい。スムーズな作業が出来なくなる。私はこれを実行して理
解した。さて、人間は生きて行く上で様々な状況にぶつかる。その都度、判断・処理が必
要だ。となれば経験を積めば積むほど(つまり加齢で)、より判断する回数が増え、その
結果、より考えなくても済む方向に進むのではないか?殆どの状況は既に経験済みで、敢
えて「考え」なくとも、機械的に処理できる事が多くなる。つまりヒトのロボット化だ。
些細な事にいちいち頭を使わなくても良いのだから、ロボット化は非常に楽である。一概
に悪いとは言えないだろう。と思っていたら大きな落とし穴があるらしい。次号に書く。
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橋本 好次(よしつぐ) mail:NBA00155@nifty.ne.jp  http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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