雑考400 第14号 快適な生活とゴミ 1999.4.6
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98.5.11読売朝刊に核廃棄物処理に関する社説が載った。抄録は次の通り。『◇核廃棄物
の「出口」を確保せよ◇原子力発電所で核燃料を燃やした後に発生する使用済み燃料が、
このままだと原発内の貯蔵施設からあふれ出す。−略−日本では五十三基の原発が働稼
し、発電量の35%を供給している。これに伴って発生する使用済み燃料は年間約九百
トン。まずプールで保管されるが、原発内の貯蔵量はすでに六千四百トンに達し、約一万
トンしかない収容能力に迫っている。−略−』20年ほど前、原発はトイレの無いマンショ
ンだ、と聞いた。状況は変わらずという事か。電気は使いたい、だが近所に原発や核廃棄
物処理施設を作られるのは嫌、は正直な気持ちだ。極めて自己中心的だとは思う。原発・
ゴミ処理施設・米軍基地すべて同根だ。ではどうする?平等な負担か、快適な生活の断念
か。後者の理屈は簡単だ。電力消費量を35%削減すれば良い。さて、実行できるか?
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橋本 好次(よしつぐ) mail:NBA00155@nifty.ne.jp  http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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( 「雑考400」は、40字×10行の、1分で読める系統立っていない考察や考証です )
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