雑考400 第4号 吾輩は猫である 1999.3.23 ──────────────────────────────────────── モバイル端末(ハード)の話題が続いたので、中身(ソフト)について書く。ザウポケを 電子ブック化させて読んだ作品は、宮沢賢治の「やまなし」「よだかの星」、芥川龍之介 の「蜜柑」、森鴎外の「高瀬舟」、夏目漱石の「吾輩は猫である」などである。他にもこ れらの作家の作品を相当数、テキストデータとして入手しているので、徐々に読むつもり だ。さて、これらの作品の共通点は何か?そう「いずれも往年の名作である」と言うこと だ。もう一つコナン・ドイルの「シャーロック・ホームズの冒険」も、こちらは文庫だが 並行して読んでいる。昨夜は「まだらの紐」を読んだ。何れも素晴らしい作品である。こ れらは、子供の読む物語として定着していると思うが、これは明らかに間違いだ。大人が 読んでこそ小説本来の味を発揮する。読めば分かる。又、あっという間に読める。一読を お薦めする。テキストデータの入手先は青空文庫http://www.voyager.co.jp/aozora/だ。 ──────────────────────────────────────── |
橋本 好次(よしつぐ) mail:NBA00155@nifty.ne.jp http://member.nifty.ne.jp/monburu/
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