寧日雑考 第52号 マスク インフレ 2020.02.25
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「国債の大量発行はハイパーインフレを招く」と言われるが、間違いである。

インフレは必要なモノの不足で起こる。
そしてモノ不足の原因は、消費者が欲しいと思うだけの生産・供給ができないことだ。

今、武漢肺炎コロナウイルスの蔓延で、マスクが品不足となっている。
Amazonでは通常数百円のマスクが、本体1000円+送料2万円 などという
詐欺まがいの取引が横行しているようだが、これも品不足に便乗した実質値上げ
で、つまりはマスクのインフレである。

衣食住に直接関わる生活必需品の不足は特にインフレになり易いだろう。

マスク インフレの例を見ても判るとおり、
”国債の大量発行よる金余りでハイパーインフレが起こる”
というのは真っ赤なウソである。

インフレは生産・供給能力の喪失、又は供給が追いつかない異常な
需要増加で起こる。

生産・供給能力を失う例は、大災害や戦争などによる工場や田畑農場の破壊、
そして流通網の断絶などである。
異常な需要増加の例は、今回のマスクインフレだ。

インフレを防止するには、国内でモノを作る力を維持し続けること、若しくは
今回の様な事態になっても確実にモノを調達できる仕組みを持つことが肝要だ。
それは、財を産み出せる力、財を調達できる力、即ち国力の維持である。

増税や緊縮財政で景気を悪化させ、自国内の企業を倒産に追い込むことは、
謂わば日本国の自殺行為、狂気の沙汰である。

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横浜市 橋本 好次(はしもと よしつぐ)
mail:monburu@nifty.com   http://www.geocities.jp/monburu/
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( 「寧日雑考」は、自由・不定・記録 を方針とした雑文です)
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